2005-03

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このブログの運営について

ブログの運営に不慣れなもので、運営方針が変わって申し訳ないのですが、記事へのコメント書き込みを不可にさせてもらいます。せっかく書き込んでくださった方には申し訳ないのですが、私の1つのコメントに同一人物が自分の意見を8つも書くなどというのは、想定外でした。そこへ、別の人が反論など書き出したら、ここは悪罵を投げ合う場外乱闘状態になります。ご意見がありましたら、ゲストブックに手短にお願いします。また、意見がたくさんある人は、自分のブログを立ち上げていただき、発言してください。不特定多数の方に発言の機会を提供しようという意図はありません。あくまで、個人的な情報発信を目的としています。はじめから、日記のように書き込みできないシステムでやればよかったのですが、まぁ試行錯誤中と思って、お許しください。

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部落解放同盟はサンデープロジェクトへの糾弾を中止せよ

 部落解放同盟は、サンデープロジェクト(朝日放送、1月23日放映)のハンナン事件に関する報道に部落差別発言があったとして、番組関係者を糾弾する方針であるという(部落解放同盟中央機関紙『解放新聞』2005年2月28日号)。しかし、私も番組を見ていたが、部落差別として糾弾しなければならないような問題はなく、むしろ今回の糾弾なるものが部落解放運動によるハンナングループへの側面支援のようにとられる可能性がある(少なくとも私には側面支援とうつった)ので、中止を要求する。理由は逐次述べていくつもりであるが、部落解放を願うものとして、今回の番組への抗議や糾弾の内容は、部落解放運動の歴史を汚し、運動に対する信頼を大きく損なうものであり、到底容認できるものではない。

※ 参考
「ジキル博士かハイド氏か」
http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/20030424.htm
「ハンナン牛肉偽装事件にはうんざりさせられる」
http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/20040909.htm

ちびくろサンボ論争

 岩波書店版『ちびくろサンボ』が、4月に瑞雲舎から復刊されるという報道がなされ、ちびくろサンボ論争が再燃しそうです。すでに、私のところへも取材が何件かきています。
 論議がすすむこと自体は歓迎ですが、本当に生産的な議論になるか心配な点もありますので、少し問題提起というか、気のついたことを書いてみます。
 第1に、ちびくろサンボ論争は、子どもたちに与える絵本をどのように豊かなものにするかという観点からなされるべきであり、人権や言論の自由をめぐって大人の間でなされる血みどろの戦いであってはならないと思います。これは、自分の反省もこめてでありますが、今までは、ややもすると正義の刃を振りかざしての、仁義なき戦いの観がありました。そんな争いを展開して、大人たちは子どもに何を伝えるのでしょうか。「子どもたちよ、喜べ。この屍(しかばね)の上に絵本の大義は守られたぞ!」ですか。あまり、よい風景ではないですよね。
 第2に、最低限度の事実関係と過去の論議はふまえてもらいたいと思うのです。取材をされるマスコミの方も、お忙しいとは思いますが、「『ちびくろサンボ』はいつどこで出版されたのですか?」みたいなところから質問するのは、どうかと思います。最小限の勉強はしてから、論争に参加するなり、取材するなりしてもらえませんでしょうか。手前味噌ですが、下記の3点は最低限読んでいただきたいと思います。
 (1)ヘレン・バナマン作・絵『ちびくろさんぼのおはなし』(径書房、1999年)
    ※ オリジナル絵本の忠実な復刻絵本
    <http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770501730/>
 (2)径書房編集部編『ちびくろサンボ絶版を考える』(径書房、1990年)
    ※ ちびくろサンボ論争の事実関係の整理
    <http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770500874/>
 (3)灘本昌久『ちびくろサンボよすこやかによみがえれ』
    ※ さらに詳しい、論争の歴史
    <http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770501714/>

パッチギ! 滑り込み、セーフ。

 「パッチギ」の映画パンフレットをもらった上に、終了近しと教えられ、MOVIX京都にダッシュで行ってきました。大正解! 差別問題系の映画で、涙がこぼれ落ちたのは初めてです。差別問題研究をナリワイとする者として、この映画を見逃していたと思ったら、冷や汗ものです。よかった、よかった、見逃さないで。
 愛情や友情を引き裂く差別に対して、「差別することを間違っています」という理屈で対抗しようとする作品があるけれども、それはどこか非人間的な気がします。やはり、引き裂く力を超えるだけの愛情や友情が描かれていなければ、「正しい」けれども「非人間的」なアジテーションに終わってしまうと思うのです。その点、井筒監督の「パッチギ」は、「正しさ」に依存しない人間的なものを感じました。
 在日朝鮮人を扱った映画としては、行定勲監督、窪塚洋介・柴咲コウ主演の「GO」もよかったけど、「パッチギ」はそれを超えたかな。

※ 京都における朝鮮人と部落民の関係について
「部落差別を根拠とする権利の合理性について」
<http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/198806.htm>
※ 人権教育における啓蒙主義・正解注入主義
「人権啓発映画はなぜ面白くないか」
<http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/20010530.htm>
※ イムジン河・都はるみ
「イムジン河―私を変えた歌」
<http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/20020710.htm>
※ 「GO」について
<http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/20030702.htm>

ブログを始めるにあたって

 ブログをはじめます。
 ちびくろサンボ復刊、人権擁護法案など、自分の関心領域で風雲急を告げておりますし、また、「ライブドア vs. フジテレビ」など、社会全体に新しい動きもあって、自分の備忘録のつもりで書きます。
 元来、超筆不精につき、更新頻度は多くないと思います。
 なお、ホームグランドは、今までどおり<http://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/index-j.html> です。

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