2017-10

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今さらの人たちによる今さらの「提言」をあざ笑う

 この1年数ヶ月にわたり、同和事業・部落解放運動に関連する不祥事の報道があいついだ。それを受けて、部落解放同盟の依頼により設けられた「部落解放運動に対する提言委員会」(座長:上田正昭京都大学名誉教授)が、9ヶ月にわたる議論を経て、さる12月12日に「部落解放への提言―一連の不祥事の分析と部落解放運動の再生にむけて―」を部落解放同盟に提出した。

※「提言」は、部落解放同盟中央本部のサイトに全文が公開されている。

 一読して、笑止千万、その茶番ぶりに失笑を禁じえない。中味については、後日論評するが、この提言にかかわった人たちが、この提言を行なったこと自体、噴飯ものである。そして、飯粒を噴き出してひとしきり笑い、しばらくして、フツフツと腹の底から怒りが込み上げてくるのを抑えることができない。
 提言委員会のメンバー15人のうち、官僚出身など2,3人を除けば、大部分が部落解放運動に深く関わってきた人たちばかりで、52歳に手が届きかけてきた私が、学生時代から知っている部落解放同盟系文化人ばかりである。その人たちが、いまさら、第三者面して「提言」などとよく言えたものと思う。
 メンバーの方々は、部落解放運動のとんでもない状況を、今の今までご存知なかったのか? 気が付いていなければ、そもそも部落解放運動がわかっていないということであって、今さら提言する資格などない。また、気が付いていたのなら、どうして今まで言わなかったのか。充分に言える立場にあったではないか。
 このメンバーの中で、今まで、部落解放同盟に対して厳しい意見を公(おおやけ)にした(内々の茶のみ話としてではなく、「公にする」ということがポイントである)という人を残念ながら私は知らない。むしろ、部落解放同盟に対する批判がなされたときに、善意からだとは思うが、弁護に回ってきた人たちばかりである。あたかも、外科手術の必要な患者に、痛み止めのモルヒネを打ち続けてきた藪医者、まさに、善意の加害者たちである。
 今まで言える立場、言わなくてはならない立場に居たにもかかわらず、口をつぐんでいた人たちが、部落解放同盟の許可を頂戴して「提言」するなど、いい加減にしてくれと言いたい。部落解放同盟の許可がなければ批判しない、許可が下りれば批判する。そんなものは批判でもなんでもない。「批判ごっこ」である。
 この程度の提言は、部落解放同盟が自前でまとめればいいことだし、このメンバーが提言するなら、今まで、批判すべき時に批判できず、部落解放運動が今日の醜態をさらすまで、傍観してきたおのれの不明を恥じて、深刻な自己批判から始めるべきである。
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