2017-04

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ノーベル賞秘話

 去年は、ノーベル賞受賞の件で、たいへんなフィーバーでした。私が所属する京都産業大学は、現役の教授である益川敏英先生が受賞したので、それはそれは大フィーバーでした。私などは担当外なので、単に喜んでいればいい気楽な立場でしたが、広報課や学長室の関係者は、それはそれはたいへんそうでした。受賞直後、学長室の事務室の前を通りがかったら、室内の数人みんなが受話器をとっていて、猫の手を借りたいどころか、タコの手も借りたそうでした。
 しかし、不思議な気がします。京都産業大学の職員手帳を見たら、もちろん私の研究室の電話番号が載っているのですが、そのページを裏返したら、ま裏に、ほとんど背中合わせに益川先生の名前と研究室の電話番号が載っています(「な」と「ま」だから近いわけなんです)。なんか、すご~い身近にノーベル賞学者がいるわけで、嬉しいような、自慢して歩きたいような。しかし、一方で、学部が違うので(理学部と文化学部)、普段はほとんどお見かけすることもなく、言葉を交わしたのも2、3回しかありません。まるで、遠い世界で起こっているような、縁遠い感じもします。
 毎年、ノーベル賞発表の日になると、学内にマスコミ関係の中継車などが数十台おしかけてくる恒例の風景も、これでお仕舞いかと思うと、少し寂しくもあります(毎回、受賞に至らず「力が及ばず申し訳ない」と謝っておられた益川先生は、これで一安心。別に「俺が取るから、取材に来い」と言っていた訳ではないので、益川先生にはいい迷惑だったでしょう。)。まぁ、益川先生の受賞が一件落着したので、この際、次はこの灘本が人権研究でノーベル平和賞でも狙いましょうか。ははは。(^^)v まぁ、ありえんな。そんなことが起こる確率より、小惑星が地球にぶつかって、人類が消滅する可能性のほうが高い…。
 それはともかく、ノーベル賞にまつわる素敵な話をつづった、伊東乾氏の「ノーベル講演を共著者に譲った南部博士―坂田、戸塚両博士の遺影と「原爆の光からクラゲの光へ」」『日経ビジネス オンライン』をご紹介します。
 伊東氏の述べられているように、今回受賞した日本人(日系)の4人の記念講演とそのエピソードは、なかなかすばらしいものです。戦争によって実現しなかったお父さんの夢を語った益川さん、自分の学説の自慢話をするのではなく、受賞に至った経過を説明し、師匠や共同研究者の業績を讃えた小林さん、廃墟となった長崎の被爆地をプレゼンテーションした下村さん、そして、受賞に漏れた共同研究者のイタリア人学者に授賞式での講演をさせるために仮病を使った(?)南部さん。こうしたことは、あまりニュースでは見られなかったのですが、インターネットの時代はありがたいものです。是非、伊東さんの文章と、文中にリンクが張ってあるそれぞれの演説を聴いてみてください。(回線状態が悪いのか、動画が少しカクカクするかもしれません)

※「ノーベル講演を共著者に譲った南部博士―坂田、戸塚両博士の遺影と「原爆の光からクラゲの光へ」」
    http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081226/181406/
    各受賞者の講演の動画には、この中にリンクが貼ってあります。
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